山の記憶

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2014/07/30

涸沢 おでん 生ビール 2014.7.26-27


2014夏山、始まりました♪





……えーっと、大変ご無沙汰しております。
かれこれ半年近く更新が滞っていましたが、その間何をしていたのかといいますと…、
特に何もしていませんでした。山にも行くこともなく…。
何故なのか自分でもよくわからず、ただ「なんとなく」といった感じでした…が、
梅雨明けして、ようやく「山へ行こう!」というスイッチが入りました。
もしかしたら自分は夏限定型なのかもしれません、一昔前でいうとT〇BEのような…。

前置きが長くなってしまいましたが、とにかくそういうことでスイッチが入りましたので、
梅雨明けして最初の週末、早速テン泊山行に行くことにしました。

一年ぶりのテン泊、山歩き自体も半年ぶりなので、体力的技術的に難易度が高くない
上高地経由での涸沢泊を選択。ただ涸沢は初めての場所なのでなめてはいけないと自分に言い聞かせました。

早朝の上高地は観光客も少なく、空気も清々しくて、さぁ、行くぞ!という気持ちになります。

清流梓川や

明神岳を眺めながらのんびり(久々なので足腰の調子を様子見しながら)歩いていきます。
3年ぶりの横尾に到着。
3年前はここから蝶ヶ岳に行きましたが、今回は

いよいよ横尾大橋の向こう側へ。あの青空の下にはどんな景色が待っているのかな。





迫力ある屏風岩を眺めながら、
本谷橋まではなだらかな道でしたが、ここから急登など本格的な山道となりました。
ここまで割と楽に来られたので、案外体力落ちていないなぁと思ったのですが勘違いでした。
こんなにオレって体力無かったっけ?と凹みましたが、
穂高の峰々の励ましを力にゆっくりゆっくり一歩一歩…。
ゴール目前の雪渓では軽快な山ガールズにも追い越され…


ようやくようやく涸沢に到着。
しんどくて横になりたかったのですが、そんな身体に鞭打ちテント設営、そして涸沢ヒュッテへ!
ここまで頑張れたのはコレのため、コレのため、コレのため…

お疲れさま~♪
あまりにも美味すぎてまたたくまにおかわりしてしまいました。

お座敷席までありまして…ここで飲んだら尻に根が生えそうです。




ただただ最高と言うしかありません、
こんな景色を眺めながら生ビールなんて♪
せっかくですから涸沢小屋にもお邪魔します。

しっかりこちらでも2杯いただきました! 依怙贔屓はしない男です…?
このあとはただひたすら穂高を眺めてました、
いつまで眺めても飽きることはありませんでした。

ダイヤモンド涸沢岳とでもいうべきでしょうか。
涸沢槍に刺さってくれればおもしろかったのに。



あとは星空とか夜のテント村風景を撮りたかったので暗くなるまで一旦仮眠したのですが…
天候が急変? 吹き上げる、吹き降ろす、テントが傾ぐ強烈な風が吹き荒れました。
時折星は見えるものの常にガスや雲が上空を流れている様子なので夜の撮影は諦めました。
テントが揺れる強烈な風に夜中も何度も目が覚めましたが、いつの間にか熟睡…
気付くとAM4:40、まさにモルゲンロートタイム!
急いでテントから這い出した僕の目の前に、真っ赤に染まる穂高の峰々が…














見えることはありませんでした…。
ま、いっぺんに全てを!なんて無理なことでしょうから、
星空やモルゲンロートを楽しみにまた必ず来ると心に誓いました。

この後下山の道中では雨に降られ、
上高地に入って明神を過ぎたあたりからは雷鳴轟く土砂降り。
みんな屋内に雨宿り避難していて、
河童橋に誰もいないなんて珍しい光景も見ることができました。
バスターミナルに着くと、さすがにこんな天気では撤退するのは当たり前なんでしょう、
シャトルバスには観光客の行列が。
そんな庶民たちを横目にカネのチカラにモノをいわせて
ずぶ濡れでさらに大きなザックでバスに乗るのは迷惑かな~と思ったので、
ひとりタクシーでそそくさと上高地に別れを告げたのでした…。


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